転職のリアル:現在、医薬品で営業として働く34歳男性既婚(子供有)の転職体験の本音

転職のリアル:現在、医薬品で営業として働く34歳男性既婚(子供有)の転職体験の本音

どうも!キャリアZ編集部です。今回は働く社会人の「転職のリアル」をテーマに、先輩社会人を調査していきます。

今回、お話を伺ったのは、

現在、医薬品で営業として働く群馬県に住む34歳男性で、既婚(子供有)の佐藤(仮名)さんです。

自分の周りだけだはない、日本中の「転職のリアル」を知ることで視野が広がります。

ここでは、転職前と転職後の業界や、職種、年収などの情報、社会人になってから今までのキャリアについて、転職をしようとしたきっかけ、転職活動の情報収集方法、転職する会社を選ぶ際の判断基準、活用した転職サイト・転職へエージェント、転職を考えている人へのアドバイスなどを聞いてきます。

それでは早速、質問をしていきます。

「転職のリアル」について佐藤さん(仮)の自身の経験をもとに回答いただきました。

転職での業界・業種・年収の変化を教えて下さい。

  • 業界:商社から医薬品に転職。
  • 職種:事務職から営業。
  • 年収:460万円から、400万円。
  • 転職開始から、入社するまで何ヶ月かかりましたか?

    36ヶ月で転職活動をしました。

    社会人になってから今までのキャリアについて教えて下さい。

    建築専門学校を卒業してからまず最初に不動産会社で注文住宅や建売販売や土地、賃貸物件の営業を務めました。 在職は1年だけでしたが、土地、賃貸、建売を1件ずつですが受注することができました。 その後は結婚を機に安定を求めてエクステリア資材の商社の事務職へと転職をしました。そこでは9年半の間、商品の仕入れ管理と支払業務に努めてきました。入社して3年目には課の責任者としての職務も任されるようになりましたが、現状の経営内容などを考えたところ安定性に疑問を感じ、現在の医薬品関係の営業職へ転職をいたしました。

    あなたが転職をしようと思った一番のきっかけを教えて下さい。

    部長や支店長クラスのベテランの方々が次々と退職されていくの見ていたのが1番です。 残っている先輩方も定年退職(60歳)で辞めると予定されている人ばかりの状況でした。 そんな状況下の中でも経営陣は何の対処も行わず、人員の流出ばかりで新しい人員も定着もせずのような状況が続いていることに危機感を感じて転職しました。

    あなたの転職活動での情報収集の方法について教えて下さい。

    ショッピングセンターなどにあるフリーペーパーやネットで登録不要で検索ができるサイトを利用していました。

    転職する会社を選ぶ際の、ご自身が一番大切にした判断基準を教えて下さい。年収、職種、働き方、プライベート、やりがい

    最低限ですが就労・雇用規定があることです。以前勤めていた会社では独断や偏見で個人評価をすべて査定され給与や賞与はもちろん、有給までもが会社の思い通りというか経営者個人の裁量によって決められていた会社に勤めていたのでそこが一番大切にしたいと思っています。

    会員登録して利用した転職サイトを教えて下さい。

    マイナビ転職

    会員登録して利用した転職サイトの良い点/悪い点を教えて下さい。

    自分の希望に沿った求人情報を定期的にメールしてくれるところと、プロフィールを載せることで企業側からのオファーをもらえるところです。

    利用した転職エージェントを教えて下さい。

    利用していません。

    利用した転職エージェントの良い点/悪い点を教えて下さい。

    サイトの紹介文を読んだだけでとても面倒くさそうだし、登録したことで営業メールなどが多く来ても嫌だしと思うような印象を受けたからです。

    転職した会社に満足していますか?

    転職後の良かった点は以前は会社内といった狭い空間で業務をこなしていたので、お会いする人社内の人でも社外の人でもある程度限定されているような環境でしたが、今は逆の社外での業務が主なので日々お会いする人はとても多く、色々な話を聞けて個人的にはすごく刺激的です。悪かった点は就社してからの営業活動の規制がとても強くなっていることです。先輩方もそれに対してはとても困惑している様子です。

    転職をもう一度やり直すならどう改善したいですか。

    焦りを感じず転職活動をじっくり行いたいです。今回の転職では焦りの気持ちがとても大きかったです。このまま残っているとどんどん新しい仕事を任され辞めずらくなるのではないかとか、転職する年齢としても35歳を過ぎると状況が厳しくなるのではないかという思いがありました。

    新卒で今はいるならどんな会社がいいですか。

    家族経営でない規模としては小さい会社に勤めてると良いと思います。例えば部署などもなく色々な業務に携われるような環境は部署が確立されている会社では専門知識を深めていける点では良いと思いますが、そこに固執することなく色々な経験を広く浅く積めるような環境でチャレンジする方が将来役立つと思うからです。

    転職を考えている人へのアドバイスをお願いします。

    焦らずじっくりと短期ではなくなるべく長期的に転職活動を考えることをお勧めします。まず今の環境だと何が不満なのか、その不満は今の会社では解消することができないのか考えるべきです。転職をする時はなるべくは今就業されている会社での経験を活かせる環境に行けるとベストだと思います。

    以上

    まとめ

    今回は、医薬品で営業として働く群馬県に住む34歳男性で、既婚(子供有)の佐藤(仮名)さんに、「転職のリアル」を聞いてみました。

    転職は不安も多いですが、キャリアの手段としては常に意識していきたいですね。業界/業種/年収/働きやすさなどの総合判断だと思いますが、今の環境よりも良い環境はきっとあります。自分の今の市場価値を知ることもとても大事です。自分の人生を自分で歩むためにも人生の先輩や他の人のスタイルを知ることが役に立ちます。他の記事もみて、自分の判断基準を増やしていきましょう。

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