転職のリアル:現在、倉庫で人事・総務として働く36歳男性既婚(子供有)の転職体験の本音

転職のリアル:現在、倉庫で人事・総務として働く36歳男性既婚(子供有)の転職体験の本音

どうも!キャリアZ編集部です。今回は働く社会人の「転職のリアル」をテーマに、先輩社会人を調査していきます。

今回、お話を伺ったのは、

現在、倉庫で人事・総務として働く新潟県に住む36歳男性で、既婚(子供有)の相馬(仮名)さんです。

自分の周りだけだはない、日本中の「転職のリアル」を知ることで視野が広がります。

ここでは、転職前と転職後の業界や、職種、年収などの情報、社会人になってから今までのキャリアについて、転職をしようとしたきっかけ、転職活動の情報収集方法、転職する会社を選ぶ際の判断基準、活用した転職サイト・転職へエージェント、転職を考えている人へのアドバイスなどを聞いてきます。

それでは早速、質問をしていきます。

「転職のリアル」について相馬さん(仮)の自身の経験をもとに回答いただきました。

転職での業界・業種・年収の変化を教えて下さい。

  • 業界:アミューズメントから倉庫に転職。
  • 職種:人事・総務から人事・総務。
  • 年収:450万円から、375万円。
  • 転職開始から、入社するまで何ヶ月かかりましたか?

    3ヶ月で転職活動をしました。

    社会人になってから今までのキャリアについて教えて下さい。

    大手メーカーの総合職入社、人事・総務配属。 転勤もあったが、人事・総務のみ経験。 退職後しばらく自由な時間を謳歌。 地元に戻り、中小メーカーの営業。 海外転職し、アミューズメントの人事・総務。 転職し、倉庫業の人事・総務。

    あなたが転職をしようと思った一番のきっかけを教えて下さい。

    海外にいたため、新型コロナウイルスの世界的な蔓延の煽りを受け、妻子と離れ離れが続いた。子どもが昨春日本で生まれたが、帰るに帰れない状態だった。コロナが落ち着く気配もなく、ベトナムに妻子を呼び寄せることが現実的でないと感じたため、退職して帰国した。

    あなたの転職活動での情報収集の方法について教えて下さい。

    転職サイトいくつかに登録し、同時進行でたくさんの転職エージェントとコンタクトを取り、自分に合うエージェントに絞っていく。

    転職する会社を選ぶ際の、ご自身が一番大切にした判断基準を教えて下さい。年収、職種、働き方、プライベート、やりがい

    妻子と暮らせることを第一と考えたため、共通の故郷である田舎に帰ることを前提とした。子どもがまだ小さく、妻が妻の実家の支援が受けやすい土地での居住を望んだため。職種としては、最も経験がある人事・総務職をメイン職種として転職活動を行った。営業なども選択肢には入れていた。

    会員登録して利用した転職サイトを教えて下さい。

    リクナビネクスト、マイナビ転職、ビズリーチ

    会員登録して利用した転職サイトの良い点/悪い点を教えて下さい。

    良い点は、登録すると転職エージェントがコンタクトを取ってくる点。悪い点は興味のない仕事関連からも大量にメールが送られてくること。

    利用した転職エージェントを教えて下さい。

    JAC、リクルートエージェント、DODA、その他地元の中小エージェント

    利用した転職エージェントの良い点/悪い点を教えて下さい。

    良かった点は、非公開求人を紹介してくるところと、自分と相性のいい担当者がいること。悪かったのは、相性が悪い担当者に当たると時間の無駄になってしまう。

    転職した会社に満足していますか?

    満足している。良かった点は、このコロナ禍で、地元で人事・総務職に就けた点。実際に働き始めて、自分なりのペースで働けているので、十分である。悪かったのは、不景気でありやはり選考基準が辛く、面接に行けることが以前より少なかった印象。就けた会社の待遇面は満足とは言えないが、このご時世なので仕方がない。

    転職をもう一度やり直すならどう改善したいですか。

    前職の経験年数が短くなってしまったのは、転職で苦労したことにも響いた。しばらくは転職をしようとは思わないが、転職するなら最低でも1社に3年はいたほうが良いことは痛感した。また、海外だった上、田舎での転職ということで、退職が先になってしまった。やはり転職先が決まる前に退職するのはリスクが高いので良くない。

    新卒で今はいるならどんな会社がいいですか。

    今はどこに行ってもITの知識・スキルがあった方が良いので、安定したメーカーではなく、多少挑戦的な大きめなIT企業に行っておいた方が良かったと思う。プログラミングなどは、独学ではなかなか難しいが、新卒なら教えてもらいやすい。スキルがあれば独立もしやすい。

    転職を考えている人へのアドバイスをお願いします。

    コロナ禍でしばらくは転職市場も厳しいと思うので、どうしても今すぐに転職しなければならない理由が無ければ、しばらく様子を見たほうが良いと思う。とはいえ、情報収集するだけなら自由なので、基本的に現職に留まることを念頭に、こっそり少しずつ情報収集を進め、チャンスがあれば掴んでも良いと思い。

    以上

    まとめ

    今回は、倉庫で人事・総務として働く新潟県に住む36歳男性で、既婚(子供有)の相馬(仮名)さんに、「転職のリアル」を聞いてみました。

    転職は不安も多いですが、キャリアの手段としては常に意識していきたいですね。業界/業種/年収/働きやすさなどの総合判断だと思いますが、今の環境よりも良い環境はきっとあります。自分の今の市場価値を知ることもとても大事です。自分の人生を自分で歩むためにも人生の先輩や他の人のスタイルを知ることが役に立ちます。他の記事もみて、自分の判断基準を増やしていきましょう。

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